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前回の記事で、質の悪いモデムを購入してしまったので、今回新たにモデムを購入し直してしまいました。RATOC Systems, Inc. の REX-USB56 です。
- FAX機 : 業務用FAX複合機(実績重視のため)
- 電話回線 : ひかり電話
Windows10の場合、パソコンのUSBに接続すればドライバが勝手にインストールされます。
デバイスマネージャーで見てみると、モデムとしっかり認識されています。
ドライバの名称は「Conexant USB CX93010 ACF Modem」となっています。
RATOCのマニュアルにも書いてあります。
まずは、プロパティを開きます。
【モデム】タブ 設定後OKを押します。
ボリューム : オン
ポートの最高速度 : 115200
ダイヤルの管理 : 「発信音を待ってからダイヤルする」のチェックを外す
モデムのプロパティから、モデムとパソコンが通信できているか調べます。
【診断】タブ
モデムの照会ボタンをクリック。
コマンド・応答の欄に文字列が表示されればOKです。
Windows FAXとスキャンはWindowsアクセサリの中にあります。
起動したらメニューの「ツール」から「FAXの設定」を選びます。
【全般】タブ 入力が終わったらOKボタンを押します。
デバイス名 : Conexant USB CX93010 ACF Modem
デバイスでFAXを送信できるようにする : チェック入れる
デバイスでFAX呼び出しを受信できるようにする : チェック入れる
自動的に応答する : チェック入れる
3回呼び出し後
これはなくてもいいですが、FAXのヘッダ部分に印字されたりするので入れておいた方が親切です。
「ツール」の「送信者情報」でウィンドウを開きます。
【送信者情報】 入力し終わったらOKボタンを押します。
氏名 : [送信者氏名]
FAX番号 : [IP電話の電話番号]
電子メール : [FAXを電子メールとして送信する時のメールアドレス]
他の項目はお好みで自由に入力しておいてください。
送信先は、家の固定電話に業務用FAX複合機を取り付けて、これに受信させました。
ひかり電話+業務用FAX複合機の組み合わせは実績があるので安心です。
REX-USB56 → 050Plus → 一般電話回線網 → ひかり電話 → FAX複合機
とくに問題はなく、無事送信できました。
送信元は、送信テストと同じくひかり電話に業務用FAX機を取り付けて送信させました。
FAX複合機 → ひかり電話 → 一般電話回線網 → 050Plus → REX-USB56
これもとくに問題はなく、無事受信できました。
さすがにRATOCです。文句の付けようがありません。安心感が違います。
FAX送受信とも安定して行うことができました。
とある用事でFAX送信が必要になったので、FAX機を購入するのも何だかなあ、ということで、パソコンから送信することにしました、ということを前にもお話しました。
早速外付けUSB FAXモデムを探して購入。TSdrena PCM-UBAM1-Kです。
が!これって調べてみたら当たりハズレが激しいらしく、あまり評判が良くない様子です。
これは怖い。恐る恐るUSBポートに接続して試してみました。
- FAXモデム : TSdrena PCM-UBAM1-K
- パソコン : HP ProBook 4340s(Windows 10)
- 電話回線 : IP電話(050Plus)
- FAX機 : 業務用FAX複合機(実績重視のため)
- 電話回線 : ひかり電話
Windows10ですとパソコンのUSBに接続すればドライバが勝手にインストールされます。
デバイスマネージャーで見てみると、モデムとしっかり認識されています。
ドライバの名称は「Conexant USB CX93010 ACF Modem」となっています。
ケースには「CX-FU02」文字が!
どうやら中身は違うものが入っていたようで、購入元のレビューを見てみると、やはり同じ購入者が何名もいらっしゃいました。
「CX-FU02」は、受信エラーが頻繁に発生するため、動作保証しておりません。
StarFAXのサポートページより
とあります。あのFAXソフトの老舗さえこれですので、これはまがい物を掴まされた可能性があります。
しかし、本当に受信エラーが頻発するのか、検証するまでは分かりません。
まずは、プロパティを開きます。
【モデム】タブ 設定後OKを押します。
ボリューム : オン
ポートの最高速度 : 115200
ダイヤルの管理 : 「発信音を待ってからダイヤルする」のチェックを外す
モデムのプロパティから、モデムとパソコンが通信できているか調べます。
【診断】タブ
モデムの照会ボタンをクリック。
コマンド・応答の欄に文字列が表示されればOKです。
モデムとして使えるかテストするため、たまたま@Niftyにアカウントがありましたので、ダイアルアップ接続を試みます。
- コントロールパネルから「ネットワークの設定」を開きます。
- まず、すべてのネットワークを切断しておきます。
- 次に、左のメニューから「ダイアルアップ」を押します。
- さらに、「新しい接続を設定する」を押します。
- すると、「接続またはネットワークのセットアップ」ウィザードが起動します。
- 接続方法一覧から、「インターネットに接続します」をクリックして「次へ」ボタンを押します。
- 「既存の接続を使用しますか?」と表示されたら「いいえ」を選択し、「次へ」ボタンを押します。
- 「ダイアルアップ」をクリックします。すると「インターネットへの接続」ウィンドウが開きます。
以下の項目の赤字で示したところを記入します。
【インターネットサービスプロバイダ(ISP)の情報を入力します】
入力したら接続ボタンをクリックしてください。
ダイアルアップの電話番号 : [@Niftyのアクセスナンバー]
ユーザ名 : [@Niftyのユーザ名]
パスワード : [@Niftyのパスワード]
このパスワードを記憶する : チェック入れる
接続名 : @Nifty
通信リンクが確立するまで、少々待ち時間があります。
正常に接続できたか、ブラウザ等を開いて確認してみてください。
BNR スピードテスト 回線速度/通信速度 測定で通信速度を測定してみました。
- ダウンロード : 約20Kbps
- アップロード : 約34Kbps
となかなか良好な成績でした。
チェックが終わったら切断しておきます。
Windows FAXとスキャンはWindowsアクセサリの中にあります。
起動したらメニューの「ツール」から「FAXの設定」を選びます。
【全般】タブ 入力が終わったらOKボタンを押します。
デバイス名 : Conexant USB CX93010 ACF Modem
デバイスでFAXを送信できるようにする : チェック入れる
デバイスでFAX呼び出しを受信できるようにする : チェック入れる
自動的に応答する : チェック入れる
3回呼び出し後
これはなくてもいいですが、FAXのヘッダ部分に印字されたりするので入れておいた方が親切です。
「ツール」の「送信者情報」でウィンドウを開きます。
【送信者情報】 入力し終わったらOKボタンを押します。
氏名 : [送信者氏名]
FAX番号 : [IP電話の電話番号]
電子メール : [FAXを電子メールとして送信する時のメールアドレス]
他の項目はお好みで自由に入力しておいてください。
送信先は、家の固定電話に業務用FAX複合機を取り付けて、これに受信させました。
ひかり電話+業務用FAX複合機の組み合わせは実績があるので安心です。
PCM-YBAM1-K → 050Plus → 一般電話回線網 → ひかり電話 → FAX複合機
とくに問題はなく、無事送信できました。
これで当初の目的は果たせたことになります。
送信元は、送信テストと同じくひかり電話に業務用FAX機を取り付けて送信させました。
FAX複合機 → ひかり電話 → 一般電話回線網 → 050Plus → PCM-YBAM1-K
- 着信は認識できました。
- オフフック状態になります。
- FAX状態モニターが起動します。
- 「FAX呼び出しとして応答されました」とのログ表示が出ます。
- 「着信呼び出しが FAX 呼び出しとして応答されません」とのログ表示があり、回線切断になります。
どうやらFAX通信の確立がうまくできないようです。
何度も試してみましたが、10回に9回くらいの割合で失敗します。
まれに正常受信してくれますが、これでは期待はできません。
電話回線をひかり電話に変えて受信テストをしてみましたが、やはり現象に変化はありませんでした。回線の問題ではなく、モデムの問題だと思われます。
いちおうFAXの受信ができるようになりました。
「Windows FAXとスキャン」のメニュー項目「ツール」から「FAXの設定」を選び、
「全般」タブから
「デバイスでFAX呼び出しを受信できるようにする」にチェックを入れる
「自動的に応答する」にチェック入れる
5回呼び出し後
と設定します。特に呼び出し回数に注目してください。少なくとも3回では失敗します。
次に、「セキュリティ」タブから
Everyoneをクリックし、
「FAX」の項目の「許可」にチェックを入れる
「FAXの構成の管理」の「許可」にチェックを入れる
「FAXドキュメントの管理」の「許可」にチェックを入れる
とすれば自動応答できるようになります。
何度FAXを送信したのか分かりませんが、ようやくこの設定に落ち着きました。
評判が悪いので心配していましたが、FAX送信は思っていたよりスムーズにできました。
受信ができなかったことは残念ですが、当初の「FAXをパソコンから送信する」という目的は果たせました。
受信まで視野に入れている人には、このFAXモデムはオススメできないようです。
→ 受信できるようになりました。不運にもこのFAXモデムを購入してしまった人には、この記事が役に立てば幸いです。
「変換名人」というブランドのUSB FAXモデムを購入したら、なんとそれもまたこの製品でした。
問合せてみたらこのブランドの正規品とのことです。
とある用事でFAX送信が必要になったので、FAX機を購入するのも何だかなあ、ということで、パソコンから送信することにしました。
そこで、050Plusを固定電話化に成功したことを受けて、この回線でFAXの送受信を図ろうというわけです。
- FAX機 : 業務用FAX複合機(実績重視のため)
- 電話回線 : ひかり電話
コントロールパネルからデバイスマネージャを開き、「モデム」の項目から Agere Systems HDA Modem のプロパティを開きます。「モデム」タブを開き、
「発信音を待ってからダイヤルする」のチェックを外します。
というのも、HT-702の発信音では、HDAモデムが発信音を認識できないからです。
どうやらNTTの発信音には変調がかかっているようで、HT-702では再現できませんでした。
Windows FAXとスキャンはWindowsアクセサリの中にあります。
起動したら以下の設定を行なってください。
FAXアカウントがセットアップされていない場合は、この設定を行います。
「追加」ボタンをクリックして、ウィザードを始めます。
- 「FAXモデムへ接続します」をクリックします。
- モデム名を選びます。「名前」に「FAX モデム」と入っているのでそのまま「次へ」をクリックします。
- 「自動的に応答します(推奨)」をクリックします。
- アカウント名に「FAX モデム」があり、状態が「接続済み」になっていることを確認したら「閉じる」ボタンをクリックします。
メニューの「ツール」から「FAXの設定」を選びます。
【全般】タブ 入力が終わったらOKボタンを押します。
デバイス名 : Agere Systems HDA Modem
デバイスでFAXを送信できるようにする : チェック入れる
デバイスでFAX呼び出しを受信できるようにする : チェック入れる
自動的に応答する : チェック入れる
3回呼び出し後
これはしなくてもいいのですが、FAXのヘッダ部分に印字されたりするので入れておいた方が送信先にとって親切です。
「ツール」の「送信者情報」でウィンドウを開きます。
【送信者情報】 入力し終わったらOKボタンを押します。
氏名 : [送信者氏名]
FAX番号 : [IP電話の電話番号]
他の項目はお好みで自由に入力しておいてください。
nw8440からFAX複合機へ電話回線を通してFAXを送信しました。
パソコン → 050Plus → 一般電話回線網 → ひかり電話 → FAX複合機
と、間もなくFAX複合機が応答。難なく受信してくれました。
さすがに050Plusは品質が良いです。
今度はFAX複合機からnw8440へFAX送信します。
FAX複合機 → ひかり電話 → 一般電話回線網 → 050Plus → パソコン
3回呼び出しの後、パソコン側が応答し始め、FAXの通信が始まりました。
これも、特に問題も発生せず、FAX受信が完了しました。
050Plusを使ったFAXの送受信は、安定して可能であることがわかりました。
IP電話としては、やはり 050Plus はトップクラスにあるのでしょうね。
これで心置きなく050PlusをFAX専用回線として使うことができます。