2017/01/02(月)HT702でFusion IP-Phone SMARTに接続してみた

今回IP電話アダプタGrandstream Handy Tone-702(HT702)を購入しました。
初期費用無料・月額基本料無料で、なおかつ通話料も低価格な設定にされているFUSION IP-Phone SMARTと契約しました。

早速HT702に設定しました。

接続設定

 アナログ電話器 - HT702 - ルータ

FUSION IP-Phone SMARTの設定

SMARTに登録すると、SIP情報が開示されます。(?は伏せ字です)
ドメイン : smart.0038.net
SIPアカウント : ????????
SIPアカウントパスワード : ????????

HT702の設定

初期設定についてはIP電話を設定して使ってみたを参照してください。

【FXS PORT1】 設定したらApplyボタンをクリックします。
Account Active : Yes
Primary SIP Server : [ドメイン]
Outbound Proxy : [ドメイン]
SIP transport : UDP
NAT Traversal : Keep Alive
SIP User ID : [SIPアカウント]
Authenticate Password : [SIPアカウントパスワード]
Name : [電話番号]
SIP Registration : Yes
Outgoing Call without Registration : Yes
Check SIP User ID for incoming INVITE : Yes
Allow Incoming SIP Messages from SIP Proxy Only : Yes
Local SIP port : 5060
SLIC Setting : JAPAN CO
Caller ID Scheme : NTT Japan
残りの設定はデフォルトで構いません。

Applyボタンをクリックしたのち、リブートしてください。

通話確認

  • 電話機の受話器を取って、ツーという音が聞こえればまずはOKです。
  • 自分の電話番号にダイアルしてみます。話し中の音が聞こえればOKです。
  • 固定電話にかけてみます。発信するか、音質はどうか、音量はどうか、確認します。
  • 固定電話からIP電話にかけます。着信するか、ナンバーディスプレイは表示されるか。
  • 携帯電話にかけてみます。固定電話と同じく確認します。
  • 携帯電話からIP電話にかけます。固定電話と同じく確認します。

感想

流石にIP電話専門の会社だけあって、設定は簡単でした。
通話品質も良くて、普通にイエデンとして使うことができます。

2017/01/02(月)ZoiperでFUSION IP-Phone SMARTをパソコン電話にしてみた

Zoiperとは

ZoiperとはSIP/IAX/XMPPクライアントで、要するにIP電話の通話用ソフトのことです。
ZoiperはWindowsだけでなく、AndroidやiOSにもアプリがあります。

今回はWindows版Zoiperを使ってFUSION IP-Phone SMARTに接続してみました。

FUSION IP-Phone SMART

楽天コミュニケーションズ株式会社が運営する、初期費用無料・月額料金無料で使える050番号のIP電話サービスです。
通話料金も格安で、無料通話先も設定されています。

登録にはクレジットカードが必要です。

Zoiperの設定

Zoiperのメニューから「Setting」をクリックして開き、「Create a New Account」をクリックします。すると、Account Wizardが起動しますので、以下の順番に設定していきます。
Account Type
SIP にチェック入れて「NEXT」ボタンをクリックする
Credentioals
user / user@host : [SIPアカウント]
password : [SIPパスワード]
Domain / Outbound proxy : [ドメイン]
「Next」ボタンをクリックする
Account name
Account name : [Fusion STMARTとか適当に]
「Next」ボタンをクリックする
自動検査が始まりますので、しばらく待ちます。
Your account has been added to account list.
と表示されれば取り敢えず完了です。「Close」ボタンをクリックします。

詳細設定

次に、Zoiperの「Stettings」メニューから「Preferences」をクリックします。
「Gelenal」タブを開いて
Caller ID Name : [ハイフン抜きの電話番号]
Use outbound proxy : チェック入れる
Outbound proxy : [ドメイン]
「Advanced」タブを開いて
Keep alive time-out : Default
Use rport : チェック入れUse UDP transport を選択します。
残りの設定はデフォルトで結構です。
入力し終えたら「OK」ボタンをクリックします。

以上で設定終了です。

感想

Fusion IP-Phone SMARTはとても素直な設定ですので、簡単に接続できました。
次はWindows版ではなく、HT702で接続してみたいと思います。