2017/01/02(月)HT702でFusion IP-Phone SMARTに接続してみた
初期費用無料・月額基本料無料で、なおかつ通話料も低価格な設定にされているFUSION IP-Phone SMARTと契約しました。
早速HT702に設定しました。
接続設定
アナログ電話器 - HT702 - ルータ
FUSION IP-Phone SMARTの設定
SMARTに登録すると、SIP情報が開示されます。(?は伏せ字です)ドメイン : smart.0038.net
SIPアカウント : ????????
SIPアカウントパスワード : ????????
HT702の設定
初期設定についてはIP電話を設定して使ってみたを参照してください。【FXS PORT1】 設定したらApplyボタンをクリックします。
Account Active : Yes残りの設定はデフォルトで構いません。
Primary SIP Server : [ドメイン]
Outbound Proxy : [ドメイン]
SIP transport : UDP
NAT Traversal : Keep Alive
SIP User ID : [SIPアカウント]
Authenticate Password : [SIPアカウントパスワード]
Name : [電話番号]
SIP Registration : Yes
Outgoing Call without Registration : Yes
Check SIP User ID for incoming INVITE : Yes
Allow Incoming SIP Messages from SIP Proxy Only : Yes
Local SIP port : 5060
SLIC Setting : JAPAN CO
Caller ID Scheme : NTT Japan
Applyボタンをクリックしたのち、リブートしてください。
通話確認
- 電話機の受話器を取って、ツーという音が聞こえればまずはOKです。
- 自分の電話番号にダイアルしてみます。話し中の音が聞こえればOKです。
- 固定電話にかけてみます。発信するか、音質はどうか、音量はどうか、確認します。
- 固定電話からIP電話にかけます。着信するか、ナンバーディスプレイは表示されるか。
- 携帯電話にかけてみます。固定電話と同じく確認します。
- 携帯電話からIP電話にかけます。固定電話と同じく確認します。
感想
流石にIP電話専門の会社だけあって、設定は簡単でした。通話品質も良くて、普通にイエデンとして使うことができます。
2017/01/02(月)ZoiperでFUSION IP-Phone SMARTをパソコン電話にしてみた
Zoiperとは
ZoiperとはSIP/IAX/XMPPクライアントで、要するにIP電話の通話用ソフトのことです。ZoiperはWindowsだけでなく、AndroidやiOSにもアプリがあります。
今回はWindows版Zoiperを使ってFUSION IP-Phone SMARTに接続してみました。
FUSION IP-Phone SMART
楽天コミュニケーションズ株式会社が運営する、初期費用無料・月額料金無料で使える050番号のIP電話サービスです。通話料金も格安で、無料通話先も設定されています。
登録にはクレジットカードが必要です。
Zoiperの設定
Zoiperのメニューから「Setting」をクリックして開き、「Create a New Account」をクリックします。すると、Account Wizardが起動しますので、以下の順番に設定していきます。自動検査が始まりますので、しばらく待ちます。Account Type
SIP にチェック入れて「NEXT」ボタンをクリックする
Credentioals
user / user@host : [SIPアカウント]
password : [SIPパスワード]
Domain / Outbound proxy : [ドメイン]
「Next」ボタンをクリックする
Account name
Account name : [Fusion STMARTとか適当に]
「Next」ボタンをクリックする
Your account has been added to account list.と表示されれば取り敢えず完了です。「Close」ボタンをクリックします。
詳細設定
次に、Zoiperの「Stettings」メニューから「Preferences」をクリックします。「Gelenal」タブを開いて
Caller ID Name : [ハイフン抜きの電話番号]「Advanced」タブを開いて
Use outbound proxy : チェック入れる
Outbound proxy : [ドメイン]
Keep alive time-out : Default残りの設定はデフォルトで結構です。
Use rport : チェック入れて Use UDP transport を選択します。
入力し終えたら「OK」ボタンをクリックします。
以上で設定終了です。
感想
Fusion IP-Phone SMARTはとても素直な設定ですので、簡単に接続できました。次はWindows版ではなく、HT702で接続してみたいと思います。
2016/12/30(金)IP電話でFAXモデムを使ってみた(REX-USB56編)
使用機材
- FAXモデム : RATOC REX-USB56
- パソコン : HP ProBook 4340s(Windows 10)
- 電話回線 : IP電話(050Plus)*1
通信先
- FAX機 : 業務用FAX複合機(実績重視のため)
- 電話回線 : ひかり電話
ドライバセットアップ
Windows10の場合、パソコンのUSBに接続すればドライバが勝手にインストールされます。デバイスマネージャーで見てみると、モデムとしっかり認識されています。
ドライバの名称は「Conexant USB CX93010 ACF Modem」となっています。
RATOCのマニュアルにも書いてあります。
まずは、プロパティを開きます。
【モデム】タブ 設定後OKを押します。
ボリューム : オン
ポートの最高速度 : 115200
ダイヤルの管理 : 「発信音を待ってからダイヤルする」のチェックを外す
診断
モデムのプロパティから、モデムとパソコンが通信できているか調べます。【診断】タブ
モデムの照会ボタンをクリック。コマンド・応答の欄に文字列が表示されればOKです。
接続テスト
これも前回の記事で書いた通り、@Niftyに接続してみました。前回同様BNR スピードテスト 回線速度/通信速度 測定で通信速度を測定してみました。
- ダウンロード : 約19Kbps
- アップロード : 約30Kbps
Windows FAXとスキャンの設定
Windows FAXとスキャンはWindowsアクセサリの中にあります。起動したらメニューの「ツール」から「FAXの設定」を選びます。
【全般】タブ 入力が終わったらOKボタンを押します。
デバイス名 : Conexant USB CX93010 ACF Modem
デバイスでFAXを送信できるようにする : チェック入れる
デバイスでFAX呼び出しを受信できるようにする : チェック入れる
自動的に応答する : チェック入れる
3回呼び出し後
送信者情報の設定
これはなくてもいいですが、FAXのヘッダ部分に印字されたりするので入れておいた方が親切です。「ツール」の「送信者情報」でウィンドウを開きます。
【送信者情報】 入力し終わったらOKボタンを押します。
氏名 : [送信者氏名]他の項目はお好みで自由に入力しておいてください。
FAX番号 : [IP電話の電話番号]
電子メール : [FAXを電子メールとして送信する時のメールアドレス]
送信テスト
送信先は、家の固定電話に業務用FAX複合機を取り付けて、これに受信させました。ひかり電話+業務用FAX複合機の組み合わせは実績があるので安心です。
REX-USB56 → 050Plus → 一般電話回線網 → ひかり電話 → FAX複合機とくに問題はなく、無事送信できました。
受信テスト
送信元は、送信テストと同じくひかり電話に業務用FAX機を取り付けて送信させました。FAX複合機 → ひかり電話 → 一般電話回線網 → 050Plus → REX-USB56これもとくに問題はなく、無事受信できました。
感想
さすがにRATOCです。文句の付けようがありません。安心感が違います。FAX送受信とも安定して行うことができました。
2016/12/26(月)IP電話でFAXモデムを使ってみた(CX-FU02編)
早速外付けUSB FAXモデムを探して購入。TSdrena PCM-UBAM1-Kです。
が!これって調べてみたら当たりハズレが激しいらしく、あまり評判が良くない様子です。
これは怖い。恐る恐るUSBポートに接続して試してみました。
使用機材
- FAXモデム : TSdrena PCM-UBAM1-K
- パソコン : HP ProBook 4340s(Windows 10)
- 電話回線 : IP電話(050Plus)*1
通信先
- FAX機 : 業務用FAX複合機(実績重視のため)
- 電話回線 : ひかり電話
ドライバセットアップ
Windows10ですとパソコンのUSBに接続すればドライバが勝手にインストールされます。デバイスマネージャーで見てみると、モデムとしっかり認識されています。
ドライバの名称は「Conexant USB CX93010 ACF Modem」となっています。
ケースには「CX-FU02」文字が!
どうやら中身は違うものが入っていたようで、購入元のレビューを見てみると、やはり同じ購入者が何名もいらっしゃいました。
「CX-FU02」は、受信エラーが頻繁に発生するため、動作保証しておりません。とあります。あのFAXソフトの老舗さえこれですので、これはまがい物を掴まされた可能性があります。
StarFAXのサポートページより
しかし、本当に受信エラーが頻発するのか、検証するまでは分かりません。
まずは、プロパティを開きます。
【モデム】タブ 設定後OKを押します。
ボリューム : オン
ポートの最高速度 : 115200
ダイヤルの管理 : 「発信音を待ってからダイヤルする」のチェックを外す
診断
モデムのプロパティから、モデムとパソコンが通信できているか調べます。【診断】タブ
モデムの照会ボタンをクリック。コマンド・応答の欄に文字列が表示されればOKです。
接続テスト
モデムとして使えるかテストするため、たまたま@Niftyにアカウントがありましたので、ダイアルアップ接続を試みます。*2- コントロールパネルから「ネットワークの設定」を開きます。
- まず、すべてのネットワークを切断しておきます。
- 次に、左のメニューから「ダイアルアップ」を押します。
- さらに、「新しい接続を設定する」を押します。
- すると、「接続またはネットワークのセットアップ」ウィザードが起動します。
- 接続方法一覧から、「インターネットに接続します」をクリックして「次へ」ボタンを押します。
- 「既存の接続を使用しますか?」と表示されたら「いいえ」を選択し、「次へ」ボタンを押します。
- 「ダイアルアップ」をクリックします。すると「インターネットへの接続」ウィンドウが開きます。
【インターネットサービスプロバイダ(ISP)の情報を入力します】
入力したら接続ボタンをクリックしてください。
ダイアルアップの電話番号 : [@Niftyのアクセスナンバー]通信リンクが確立するまで、少々待ち時間があります。
ユーザ名 : [@Niftyのユーザ名]
パスワード : [@Niftyのパスワード]
このパスワードを記憶する : チェック入れる
接続名 : @Nifty
正常に接続できたか、ブラウザ等を開いて確認してみてください。
BNR スピードテスト 回線速度/通信速度 測定で通信速度を測定してみました。
- ダウンロード : 約20Kbps
- アップロード : 約34Kbps
チェックが終わったら切断しておきます。
Windows FAXとスキャンの設定
Windows FAXとスキャンはWindowsアクセサリの中にあります。起動したらメニューの「ツール」から「FAXの設定」を選びます。
【全般】タブ 入力が終わったらOKボタンを押します。
デバイス名 : Conexant USB CX93010 ACF Modem
デバイスでFAXを送信できるようにする : チェック入れる
デバイスでFAX呼び出しを受信できるようにする : チェック入れる
自動的に応答する : チェック入れる
3回呼び出し後
送信者情報の設定
これはなくてもいいですが、FAXのヘッダ部分に印字されたりするので入れておいた方が親切です。「ツール」の「送信者情報」でウィンドウを開きます。
【送信者情報】 入力し終わったらOKボタンを押します。
氏名 : [送信者氏名]他の項目はお好みで自由に入力しておいてください。
FAX番号 : [IP電話の電話番号]
電子メール : [FAXを電子メールとして送信する時のメールアドレス]
送信テスト
送信先は、家の固定電話に業務用FAX複合機を取り付けて、これに受信させました。ひかり電話+業務用FAX複合機の組み合わせは実績があるので安心です。
PCM-YBAM1-K → 050Plus → 一般電話回線網 → ひかり電話 → FAX複合機とくに問題はなく、無事送信できました。
これで当初の目的は果たせたことになります。
受信テスト
送信元は、送信テストと同じくひかり電話に業務用FAX機を取り付けて送信させました。FAX複合機 → ひかり電話 → 一般電話回線網 → 050Plus → PCM-YBAM1-K
- 着信は認識できました。
- オフフック状態になります。
- FAX状態モニターが起動します。
- 「FAX呼び出しとして応答されました」とのログ表示が出ます。
- 「着信呼び出しが FAX 呼び出しとして応答されません」とのログ表示があり、回線切断になります。
何度も試してみましたが、10回に9回くらいの割合で失敗します。
まれに正常受信してくれますが、これでは期待はできません。
電話回線をひかり電話に変えて受信テストをしてみましたが、やはり現象に変化はありませんでした。回線の問題ではなく、モデムの問題だと思われます。
後日談
いちおうFAXの受信ができるようになりました。「Windows FAXとスキャン」のメニュー項目「ツール」から「FAXの設定」を選び、
「全般」タブから
「デバイスでFAX呼び出しを受信できるようにする」にチェックを入れると設定します。特に呼び出し回数に注目してください。少なくとも3回では失敗します。
「自動的に応答する」にチェック入れる
5回呼び出し後
次に、「セキュリティ」タブから
Everyoneをクリックし、とすれば自動応答できるようになります。
「FAX」の項目の「許可」にチェックを入れる
「FAXの構成の管理」の「許可」にチェックを入れる
「FAXドキュメントの管理」の「許可」にチェックを入れる
何度FAXを送信したのか分かりませんが、ようやくこの設定に落ち着きました。
感想
評判が悪いので心配していましたが、FAX送信は思っていたよりスムーズにできました。→ 受信できるようになりました。不運にもこのFAXモデムを購入してしまった人には、この記事が役に立てば幸いです。
「変換名人」というブランドのUSB FAXモデムを購入したら、なんとそれもまたこの製品でした。
問合せてみたらこのブランドの正規品とのことです。
2016/12/25(日)固定電話化した050PlusでFAXを送受信してみた
そこで、050Plusを固定電話化に成功したことを受けて、この回線でFAXの送受信を図ろうというわけです。
使用機材
- パソコン : Compaq nw8440(Windows7)
- FAXモデム : Agere System HDA Modem(本体に内蔵)
- IP電話アダプタ : Grandstream Handy Tone-702
(HT702)
- 電話回線 : 050Plus
通信相手側機材
- FAX機 : 業務用FAX複合機(実績重視のため)
- 電話回線 : ひかり電話
モデムの設定
コントロールパネルからデバイスマネージャを開き、「モデム」の項目から Agere Systems HDA Modem のプロパティを開きます。「モデム」タブを開き、「発信音を待ってからダイヤルする」のチェックを外します。というのも、HT-702の発信音では、HDAモデムが発信音を認識できないからです。
どうやらNTTの発信音には変調がかかっているようで、HT-702では再現できませんでした。
Windows FAXとスキャンの設定
Windows FAXとスキャンはWindowsアクセサリの中にあります。起動したら以下の設定を行なってください。
FAXアカウントの設定
FAXアカウントがセットアップされていない場合は、この設定を行います。「追加」ボタンをクリックして、ウィザードを始めます。
- 「FAXモデムへ接続します」をクリックします。
- モデム名を選びます。「名前」に「FAX モデム」と入っているのでそのまま「次へ」をクリックします。
- 「自動的に応答します(推奨)」をクリックします。
- アカウント名に「FAX モデム」があり、状態が「接続済み」になっていることを確認したら「閉じる」ボタンをクリックします。
FAXの設定
メニューの「ツール」から「FAXの設定」を選びます。【全般】タブ 入力が終わったらOKボタンを押します。
デバイス名 : Agere Systems HDA Modem
デバイスでFAXを送信できるようにする : チェック入れる
デバイスでFAX呼び出しを受信できるようにする : チェック入れる
自動的に応答する : チェック入れる
3回呼び出し後
送信者情報の設定
これはしなくてもいいのですが、FAXのヘッダ部分に印字されたりするので入れておいた方が送信先にとって親切です。「ツール」の「送信者情報」でウィンドウを開きます。
【送信者情報】 入力し終わったらOKボタンを押します。
氏名 : [送信者氏名]他の項目はお好みで自由に入力しておいてください。
FAX番号 : [IP電話の電話番号]
送信テスト
nw8440からFAX複合機へ電話回線を通してFAXを送信しました。パソコン → 050Plus → 一般電話回線網 → ひかり電話 → FAX複合機と、間もなくFAX複合機が応答。難なく受信してくれました。
さすがに050Plusは品質が良いです。
受信テスト
今度はFAX複合機からnw8440へFAX送信します。FAX複合機 → ひかり電話 → 一般電話回線網 → 050Plus → パソコン3回呼び出しの後、パソコン側が応答し始め、FAXの通信が始まりました。
これも、特に問題も発生せず、FAX受信が完了しました。
まとめ
050Plusを使ったFAXの送受信は、安定して可能であることがわかりました。IP電話としては、やはり 050Plus はトップクラスにあるのでしょうね。
これで心置きなく050PlusをFAX専用回線として使うことができます。
2016/12/25(日)IP電話050Plusを固定電話として使う
私は OCN Mobile ONE を使っていますので、実質0円で 050Plus を契約しています。しかし使う機会がありません。これでは宝の持ち腐れなので、いっそ固定電話化してみようと思いました。
これはその設定の記録です。
機器構成
IP電話アダプタ : Grandstream Handy Tone-702前提条件
FSX Port1にはBiglobeフォンがセットアップされているので、今回新たに050PlusをFSX Port2に設定します。FSX Port2に電話機を接続しておきます。初期設定
前提条件が満たされていれば初期設定は必要ないのですが、初めて使う人は前回の記事の初期設定の項を参考にしてください。→ IP電話を使ってみた(Grandstream Handy Tone-702)
050Plusの情報取得
以下のフォームに電話番号とパスワードを入力すると情報が表示されます。当然ながら、パスワードが違えば正常に情報を取得することはできません。取得した情報は以下のようになります(?は伏せ字です)。
sipID、sipPwd、tranGwAd、nicNmをメモしておいてください。
<replyInfo> <resultInfo> <resCd>N0000</resCd> <resMsg>正常に終了しました</resMsg> <errCd/> </resultInfo> <resultEarlySt> <sipID>????????</sipID> ← sipID <sipPwd>????????</sipPwd> ← sipPwd <tranGwInfo> <tranGwAd>????-?????.050plus.com</tranGwAd> ← tranGwAd <payTranGwPNm>443</payTranGwPNm> <freeTranGwPNm>5075</freeTranGwPNm> <nicNm>fmc????????</nicNm> ← nicNm <pingTm>600</pingTm> <pongTm>120</pongTm> </tranGwInfo> <ticketInfo> <ticketEx/> </ticketInfo> <chargPlan>02</chargPlan> <frdCd>????????</frdCd> <rNo050>050????????</rNo050> <rDistingId>?????????</rDistingId> </resultEarlySt> </replyInfo>
FSX port2の設定
パソコンからHT702にブラウザでアクセスします。これは前回の記事に書いていますので、わからない人は参照してください。
【TSX Port2】 設定が終わったら Apply を押してください。
Account Active : Yesその他の設定はデフォルトのままにしておいてください。
Primary SIP Server : [tranGwAd]
Outbound Proxy : [tranGwAd]
SIP Transport : TLS
NAT Traversal : Keep-Alive
SIP User ID : [nicNm]
Authenticate ID : [sipId]
Authenticate Password : [sipPwd]
Local SIP port : 5075
Check SIP User ID for incoming INVITE : Yes
Allow Incoming SIP Messages from SIP Proxy Only : No
SLIC Setting : Japan CO
Caller ID Scheme : NTT Japan
Phone2の緑のLEDランプが点灯すれば通話可能になります。
通話の確認
- 電話機の受話器を取って、ツーという音が聞こえればまずはOKです。
- 自分の電話番号にダイアルしてみます。話し中の音が聞こえればOKです。
- 固定電話にかけてみます。発信するか、音質はどうか、音量はどうか、確認します。
- 固定電話から050Plusにかけます。着信するか、ナンバーディスプレイは表示されるか。
- 携帯電話にかけてみます。固定電話と同じく確認します。
- 携帯電話から050Plusにかけます。固定電話と同じく確認します。
音質もクリアーですし、イエデンに使うにはまったく問題ないレベルです。
ナンバーディスプレイも表示してくれて、願ったり叶ったりでした。
備考
サイトによってはファームウェアをダウングレードすることを書いてあるところもあるようですが、この設定は最新のファームウェア(1.0.8.2)で確認できました。050Plusでは最後に立上げたアプリに着信するようになっていますので、一度固定電話として発信したら携帯のアプリの使用は中止しておいた方がいいですね。
2016/12/24(土)IP電話を設定して使ってみた(Grandstream Handy Tone-702)
初期費用も月額基本料も0円なので気が付かなかったのでしょう。
ちょうどFAX用の回線が欲しかったので、これを使えるようにしようと考えました。
早速IP電話アダプタ Grandstream Handy Tone-702(HT702) を購入、使えるようにしてみました。なぜVoIPアダプタを使わなかったかというと、単に手に入らなかっただけです。
1回線用のHT-701でも良かったのですが、値段もあまり変わらないのでこれにしました。
Amazonでも販売中です。 → Grandstream Handy Tone-702
まずは固定電話で通話ができることを確認します。(認証に失敗します。現在調査中です)
機器の接続
機器の接続は至って簡単で、LANポートにルータを、FSX Port1に電話機を、それぞれケーブルで接続します。HT702のIPアドレスの確認
電話機の受話器を取って操作を行います。プーとなっているのを確認して、電話機の「*」を3回プッシュします。受話器を置いて完了です。
「Enter a menu option.」とアナウンスがあるので、「02」をプッシュします。
電話口から「IP Address」の後に英語でIPアドレスが読み上げられるので、メモをしておきます。
英語はゆっくり話してくれるので聞き取れないことはないと思います。
【IPアドレスが0.0.0.0のとき】*1
DHCPからIPアドレスを取得するのを失敗しているか、そもそもDHCPサーバがなかったります。もう一度DHCPの確認をしてください。LANケーブルが未配線の場合もあります。
手動で設定するときは、メニューから「01」をプッシュし「9」を何度かプッシュしてStatic IP Modeに変更し、「#」でメニューに戻ってから「99」「9」でリブートします。そして、次のメニュー番号で設定します。
02 : [IPアドレス](例:192.168.1.32の時は192168001032)最後に99のリセットメニューから「9」をプッシュしてリブートさせます。
03 : [サブネットマスク](例:255.255.255.0の時は255255255000)
04 : [ゲートウェイ](例:192.168.1.1の時は192168001001)
05 : [DNSサーバアドレス](例:192.168.1.10の時は192168001010)
(サブネットマスクって何?という方は手動設定はしない方が良いでしょう)
初期設定
IPアドレスが確認できたら、ブラウザからHT702へアクセスします。ログインパスワードの初期設定は admin ですので、それを使ってログインします。
以下の項目を赤字で示した通りに設定します。その他の設定はデフォルトのままで構いません。
【Basic Settings】 設定が終わったら Apply を押します。
Time Zone : GMT+9:00 (Japan,Korea, Yakutsk)【Advanced Settings】 設定が終わったら Apply を押します。
NTP Server : ntp.nict.jp
通話音の設定
NTTでは通話音の規定があって、例えば話し中だとプーップーッと鳴りますね、これに近づくように設定します。 → NTT西日本の技術参考資料初期設定のままだと、外国の電話を使っているようで、かなり違和感があります。
以下の項目を赤字で示した通りに設定します。(セミコロンも忘れないでください)
【Advanced Settings】 設定が終わったら Apply を押します。
System Ring Cadence : c=1000/2000;【FXS Port1】 設定が終わったら Apply を押します。
Dial Tone : f1=400@-19,c=0/0;
Ringback Tone : f1=400@-19,f2=385@-20,c=1000/2000;
Busy Tone : f1=400@-19,c=500/500;
Reorder Tone : f1=480@-19,f2=620@-19,c=1500/1500;
Confirmation Tone : f1=600@-16,c=250/250;
Gain Tx : +0dB(こちらの声が小さい場合は+2dBに上げてみてください)
Gain Rx : -6dB(相手の声が小さい場合は-4dBに上げてみてください)
FXS Port1の設定
【FXS Port1】 設定が終わったら Apply を押します。(?は伏せ字)Account Active : Yesこの設定では認証が通らないようです。現在調査中です。
Primary SIP Server : p5?????.f-ipphone.com
NAT Traversal : Keep-Alive
SIP User ID : 050????????@flets.ipp.biglobe.ne.jp
Authenticate ID : big000???????
Authenticate Password : [Biglobeフォンのパスワード]
Local SIP port : 5060(デフォルト値です)
Check SIP User ID for incoming INVITE : Yes
Allow Incoming SIP Messages from SIP Proxy Only : Yes
SLIC Setting : Japan CO
Caller ID Scheme : NTT Japan
すべての設定が終わったら、リブートしてください。
通話の確認
- 電話機の受話器を取って、ツーという音が聞こえればまずはOKです。
- 自分の電話番号にダイアルしてみます。話し中の音が聞こえればOKです。
- 固定電話にかけてみます。発信するか、音質はどうか、音量はどうか、確認します。
- 固定電話からIP電話にかけます。着信するか、ナンバーディスプレイは表示されるか。
- 携帯電話にかけてみます。固定電話と同じく確認します。
- 携帯電話からIP電話にかけます。固定電話と同じく確認します。
もう少し詳しく調べてみたいと思います。
備考
Biglobeフォンの情報は少ないですね。2004~2007年くらいがピークだったようで。何もかも自動でやってしまおうという心意気は伝わってきますが、いざトラブった時には手も足も出ません。
新規申込受付も終了したことですし、これ以上の情報はあまり意味のないことですか。
FAXについてはまた別の記事にしたいと思います。